デビットカードが家計を変える

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過日、Visaワールドワイドジャパンへ行って来ました。

Visaデビットカードに関して、Visaさんと金融機関3行(東京三菱UFJ銀行、ソニー銀行、ジャパンネット銀行)のプレゼンを聞き、さらに参加FPのグループディスカッションなどを行いました。

世界的にはクレカよりもデビットカードの方が取扱残高は高いのに、日本はデビットカード後進国。

というより、日本人は現金主義な国民。支払いは現金84%に対し、クレカ14.4%、電子マネー等1.3%、デビットカードに至っては0.31%(2010年)とまだまだなようです。

ですが、大手銀行でも口座開設時に選択できるようになったことから、今後は一気に広まると思います。

残高以上に使いすぎがないことから、「家計管理」の視点でもメインのツールになる予感も。

私も国内外でVisaデビットを使用していますが、めっちゃ便利ですし、キャッシュバックでお得感もあります。荷物を最小限にしたいお出かけは、デビットカードとクレカとちょっとの小銭で十分です(^^)

マイナス金利時代、現金主義の人にとっても「使った分にキャッシュバック」は魅力ですよね。金融機関や条件によりますが、キャシュバックは0.2~2.0%。タンス預金するより、だんぜんお得。

ごく最近、中度の多重債務家計のご相談を受けましたが、クレカの前にデビットカードに触れる順番になれば、多重債務の予防効果もあると思います。

余談ですが、短大の授業でクレカの話をした際に、クレカは借金で「なんとなく怖い」印象がある一方で、「リボ払い」は抵抗ないという学生がいて、リボ払いのCMの在り方を問題だと思いました。

デビットカードは15歳から作れるため、社会に出る前の学生の金銭管理トレーニングや、新米社会人のお金コントロールの基本を体で覚えるのによいと思います。家計若葉マークのファーストカードはデビットカードに決まり!

なお、Visaカードが使えれば、Visaデビットも使えます。お店の方がわかっていないこともありますので、もし遭遇したら教えてあげてくださいねm(__)m

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