学資保険を検討する際には生命保険の見直しも!

パパ・ママの死亡保障もチェック!

お子さんが生まれて学資保険とともに保険の検討や保障の見直しをされるお家も多いですよね。今回は学資保険を検討する際、あわせてチェックしたい死亡保障について考えていきましょう。

学資保険は契約者である親の死亡保障でもある

学資保険は、進学時の学資金や満期時の学資金によって子どもの学費を準備することができる保険ですが、実はもう1つ、契約者である親にもしものこと(亡くなる、高度障害状態になるなど)があったときには、以後の保険料が免除になるという特徴があります。保険料が免除になって、進学学資金や満期学資金は契約通り支払われます。

学資保険が保険であり、自動積立定期など他の積立との違いはこうした部分にあります。そのため、学資保険は契約者である親の保障の一部と捉えられています。

学資保険に加入する際にパパの死亡保障をチェック!

学資保険は契約者である親の死亡保障の一部と書きましたが、そのため、もしもパパが契約者になる際には、パパの死亡保障がどうなっているのかも確認する必要があります(パパの必要保障額は人によって異なりますので、実際にどれくらいあればいいかは、信頼できるコンサルタントに相談してくださいね!)。

学資保険の死亡保障を加えてちょうどいい死亡保障となるのが理想です。もしもパパの死亡保障が十ニ分に用意されている場合は、学資保険の契約者をママにして、ママの死亡保障にするのも1つの方法です。

ママの死亡保障もチェック!

ママには何も死亡保障がない場合や、保険に入ってはいても死亡保障額が小さい場合には、ママを契約者にして学資保険に入るのも1つの方法です。そうなれば、ママの死亡保障を補うことができて、また教育資金の準備も兼ねることができるため、一石二鳥と言えそうですね。

ただし、ママを契約者にして加入して、パパにもしものことがあったときには、学資保険の保険料の払込みは残ります。そのときには、パパの死亡保険金で学資保険の保険料をまとめて払うなど、あらかじめ決めておくといいですね。

なお、ママを契約者にして加入する方法もあります。

迷ったときは契約者を一家の大黒柱に

いろいろ考えてはみたものの、パパの死亡保障もママの死亡保障も十分あって、どうしたらいいか迷ったときには、原点に戻りましょう。学資保険の契約者は「一家の大黒柱」にしておくと安心です。

また、学資保険の死亡保障を加える前から保障オーバーだったケースなどでは、保障を減額するのも手です。よくわからない場合は、ファイナンシャルプランナーにご相談ください!