資産運用の第2ステップは、小口でハイリスク・ハイリターン商品に挑戦してみることをお勧めします。その代表選手は1万円から買える投資信託。資産運用の専門会社が投資家から資金を集めて運用する商品で、今もっとも注目を集めている投資商品です。証券会社のほか、銀行や郵便局が取扱い、インターネットでも売買できます。

たとえば、日経225やTOPIXといった指数に連動するETFやインデックスファンドなどを購入して、投資に向く体質かどうかを見極めましょう。値動きを体験して、興味をそそられるどころか夜も眠れないほど心配なら、投資向きではないと思われますので、国債や国内の公格付け社債などローリターンでも堅実な商品までにとどめるといいでしょう。

購入後、新聞の経済欄やマネー誌を読むようになったり、他の商品などにも関心を持つなど興味が広がっていくようであれば、さらに投資を広げていく素地はあるといえます。

運用経験を積み、経済への興味が広がると、第3ステップとしてより高いリターンを狙っての投資や、個別銘柄への直接投資にチャレンジしてみたくなる人もいます。これは、日本株のほか、新興国市場に上場している外国株やFX(外国為替証拠金取引)など、より情報収集が求められるものばかりです。株や為替についてしっかり学ぶことが必要です。また目減りしても困らない資金で始めるべきなのは、ステップ1で確認した通りです。

資産運用の鉄則として「よくわからないものには手を出さない」があります。たとえばFXではリスクを抑えた投資法もできる反面、元本を超えたマイナスを被るような投機的な投資も可能ですので、商品の特性をよく知った上で始めましょう。

投資は、虎の子を大きく増やすリターンが狙える反面、思わぬ目減りを招くこともあります。投資はあくまで自己責任なのだということを忘れないようにしましょう。

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豊田眞弓(とよだ まゆみ)プロフィール

FPラウンジ ばっくすてーじ代表
ファイナンシャル・プランナー、住宅金融普及協会住宅ローンアドバイザー、家計力アップトレーナー

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