41ebb78408a2e4e61b9e8c2d02835895_s一昨年、同名の本を出させていただきました。
FPとして多くの家計を拝見する中で、10年ほど前から提唱していたものですが、もちろん、「55歳」は目安にすぎません。「身の丈に合った家を買いましょう」ということを少し噛み砕いたものです。

想像してみてください。家を買う。山あり谷ありの人生を乗り越えながら住宅ローンを返し続ける。子供たちの教育が終わる(または、メドがつく)。定年を迎える。でも住宅ローンはまだ残るので退職金で返すか仕事を続けて返すか? いずれにしても老後のお金が不足するので仕事を続け、ふと気づくと、家の建替え期とともに「サードライフ(要介護期)」に突入・・・。

それが、「55歳までに住宅ローンを返す」ことができれば、ある程度うまく回るのです。定年前に住宅ローンが完済すれば、定年までに老後資金の準備をする余裕が生まれ、退職金も老後資金に充てられます。家を建て替えるのかも含め、サードライフをどう過ごすのかを事前に考えるゆとりも生まれます。




税金も社会保険料も負担増が進み、医療・介護の受益者負担も間違いなく増えます。一方で、年金額は減らされる。しかも、震災で見てきたように、何が起こるかわからない不確実な時代。そんな中で家を買うには、無理なローンを組まないことと、家計を小さくすることは大事なポイントです。

豊田眞弓(とよだ まゆみ)プロフィール

FPラウンジ ばっくすてーじ代表
ファイナンシャル・プランナー、住宅金融普及協会住宅ローンアドバイザー、家計力アップトレーナー

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