Q・生命保険って誰でも入れるの?
入れない人は次のような人です
一部の例外商品を除いて、一般的に次のような人は保険に入れません。①レーサーやスタントマンなど危険な職業の人、②無職の人(親が契約者となって子供に掛けるようなケースはOK)、③加入年齢を超えて高齢な人、④健康状態が悪かったり、再発する可能性のある病気を抱えている人、⑤妊娠中の人。
④については、病気の種類や完治してからの期間、保険の種類によって加入できることもあります。また、④⑤とも、特定部位不担保(その病気に関して一定期間保障しない)、割増保険料、保険金の削減(一定期間、死亡保険金を削減する)といった条件を付けて契約する方法もあります。
ただし、最近登場してきた「無選択型保険」は例外です。このタイプの保険は、所定の年齢の範囲であれば無審査で加入できます。たとえ病気で入院中でも加入できるのですが、2年など一定期間は保障されない点や、保険料が高めであること、保障額が小さいこと、40歳以上など年齢に条件があることなどは注意が必要です。
血縁関係のない第三者を被保険者にできる?
法人契約なら、会社が役員や従業員に対して保険をかけ、会社が保険金受取人になる契約も可能ですが、個人保険の場合はできません。
個人保険で被保険者にできるのは、2親等以内の血縁か配偶者のみ。つまり、夫婦、子供、父母、兄弟姉妹、祖父母、孫に限られます。内縁の妻(内縁の夫)や婚約者でも場合によっては加入できます。ただし、保険会社によって判断が異なる可能性があります。
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豊田眞弓(とよだ まゆみ)プロフィール
FPラウンジ ばっくすてーじ代表
ファイナンシャル・プランナー、住宅金融普及協会住宅ローンアドバイザー、家計力アップトレーナー