近年、女性誌やファッション誌でも貯蓄や家計、節約の記事を見かけます。私も監修に関わることがありますが、これが意外に反響があります。

雑誌の企画やセミナー、事務所の相談業務などで若いご夫婦と触れ合っていて感じるのは、節約は当たり前になってきているなと。節約=ケチ臭い、といったイメージはなく、むしろ特技のように節約の腕を自慢する傾向も。ワンコインで家族4人分の夕食のおかずを作ったり、タイムセールで激安の野菜を買う、閉店時間のスーパーで半額の惣菜を買い込んで冷凍しておく、などはもはや当たり前。




QOL(=生活の質)が多少下がるよりも節約の効果の方に重きを置く若い層が増えています。住居費を抑えるために狭くて古い家で我慢したり、あえて訳ありの格安物件に住んだり。首都圏なので、もちろん車もナシ!

ものを買う場合も、どの方法でどこから買い、どのカードで支払えば最もお得かなどよく知っています。あるご夫婦は「節約のために新聞やめました」「洋服はユニクロかコストコ、家具はニトリ」などとあっけらかんと言ってのけます。コストコはレシートさえあれば、着古したものでも返金に応じるそうで、それを利用するのだとか(@_@) 化粧品はいただくサンプルで済ませるというツワモノもいます。

別のご夫婦も、趣味や子供関係にはお金は使うものの、一方で、無駄は一切排除し、要らなくなったものは片っ端からネットオークション。その徹底ぶりに舌を巻きます。各種無料サービスを使い倒すことに喜びを感じ、そこに1点の遠慮や躊躇がないのも共通点。

では、そこまでして貯めた資金をどうしているかというと、投資の元手にしています。資金の貯まり具合で、株やFX、中には不動産投資に乗り出す人も。

老後不安のなせるワザか?貪欲にぷちリッチを目指す若夫婦が増えている気がします。20年後、30年後、彼らが新興リッチになっていてほしいですね。

豊田眞弓(とよだ まゆみ)プロフィール

FPラウンジ ばっくすてーじ代表
ファイナンシャル・プランナー、住宅金融普及協会住宅ローンアドバイザー、家計力アップトレーナー

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