資金計画は家作りの要

理想のマイホーム作りをしようとがんばっているアナタ。いろいろ調べて家作りのイメージが見えてくる一方で、資金計画、特に住宅ローンで悩まれている方も多いのではないでしょうか。

金計画は家作りの最大の壁と言えます。避けて通れない部分でもあるので、しっかり計画をしたいものです。

住宅ローンは結局のところは借金です。ムリなローンを組めば、大きな負担として自分自身に跳ね返ってきます。家作りにこだわるのと同じくらい、住宅ローンにもこだわって研究したいもの。

特に最近は、住宅ローンも多様化して、さまざまなタイプがあります。自分に合った住宅ローンを見つけ、しかもムリのない借入をしたいものですね。




「ローンビンボー」に ならない資金設計を!

住宅ローンには、全期間固定型、変動金利型、固定金利期間選択型などがあります。金利や事務手数料の体系なども異なるため、たくさんの商品の中から自分に合った住宅ローンを選ぶことになります。

おそらく今は、家作りで頭がいっぱいかもしれませんが、だからこそ冷静に資金計画を立てましょう。「借りられても返せないローン」を組んでしまったり、ローンが家計を圧迫する「住宅ローンビンボー」に陥らないよう注意したいものです。住宅ローンを制して、ムリのないマイホーム作りを実現しましょう。

住宅ローンの金利タイプとその特徴<固定金利>

<1>全期間固定型

返済完了まで金利が変わらないもの。グッドローンや公庫の証券化ローンなどが該当します。長期でローンを組む場合や低金利期は、固定金利を選択するのがセオリー。返済額がずっと変わらないため、家計管理もしやすい。

<2>変動金利型

変動金利型は、銀行などの民間ローンが扱うタイプの1つで、固定金利に比べ金利は低い。通常、金利が年に2回見直されるため、金利変動の影響をモロに受けるタイプといえます。

しかし、金利がアップしても返済額は5年間は変わらないしくみになっています。そのため、金利上昇分は返済額のうち利息の比率が高くなり、つまりは元本がなかなか減らないことになります。金利上昇が大きいと返済が全て利息になり、それでも利息が払いきれないときは「未払利息」が発生するケースも。

5年後には返済額が見直されますが、新しい返済額は1・25倍以内という決まりがあるため、金利上昇が大きいと未払利息が発生するリスクがあります。そのため、金利上昇期には利用を避けた方がいいタイプといえます。

<3>固定金利期間選択型

3年、5年、10年など一定期間、金利を固定するタイプ。固定期間が長いほど金利が高くなります。基本は変動型なので、固定期間終了時にそのままにしておくと変動金利型になりますが、手続きをすれば再度、固定金利選択型も選べます(手数料は数千円程度)。

このタイプは金利上昇分がそのまま返済額に跳ね返るので、その点には十分注意しましょう。低金利期の長期ローンは固定金利型がベストですが、それでも固定金利選択型を利用するなら、金利変動リスクがあることを理解した上で利用すべきです。

 

豊田眞弓(とよだ まゆみ)プロフィール

FPラウンジ ばっくすてーじ代表
ファイナンシャル・プランナー、住宅金融普及協会住宅ローンアドバイザー、家計力アップトレーナー

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